社長ブログ
会社とは、海原の上の船のようなモノ
2008-10-27 (月)
最近、世界経済が、急降下して、全産業で利益の下降修正の報道を耳にします。弊社のような、零細企業が今後どうなるのか、方向性をどのようにとらえられるか心配になりますが。
ちょっと見方を変え、今の経済基盤が180度変化していることに気づくと。・・ ノーベル賞が、東京・京都大学出身者だけでなく、地方の大学出身者あるいは、世界の技術を支える機械を作っているのが、資本金1億円以下の中小企業、零細企業であり、世界大会で使われる砲丸玉が、日本の町工場でつくられているように、沢山の企業経営者がおられます。
今、私たちが生きている経済基盤がユビキタス社会であることだと私は思っています。大会社と同じスピードで社会情勢を共有出来ることは、同じスタートラインに付ける事だと思います。後は資金と人材の不足を何に代替えさせるかです。
弊社は、建物の解体、アスベスト除工事を専門に行っている会社です。今までは、下請けとして95%をゼネコンに依存してきましたが、今年は70%位になるでしょう。利益率をどのように確保するのかに、受注形態と組織を作り挙げていくところが今後生き残って行く会社であると思います、弊社もその為に努力を惜しまないつもりです。
その実戦として、スピード・品格・明るさ・責任感を徹底して指導しています。前向きに取り組むことが、生き残るチャンスを近づける事だと思います。
海原の船を目的地に着岸させることは、トップ次第。意地を張らず、多くの人たちの意見を素直に聞く耳と、いつでも5年先を見つめて行くことだと思います。まだまだ世界経済は一つになろうとし、経済は平準化を求めているように思います。