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アスベスト、病院など223施設で飛散の恐れ
2008-10-14 (火)
全国の病院や社会福祉施設など厚生労働省所管の223施設で、発がん性のあるアスベスト(石綿)が飛散する可能性があることが9月11日、同省の調査でわかった。同省は、そのうち一般利用者が吸引するおそれがある施設を精査し、今後名称を公表する方針だ。
病院では吹き付け石綿を使用していたのは1335施設。うち109施設では、封じ込めなどの対策が不十分で、飛散の恐れがあった。
社会福祉施設では、吹き付け石綿を使用していたのは4558施設。うち112施設で飛散の恐れがあった。厚労省は、危険性の高い施設には早急に除去を行うよう、都道府県などに対して指導を要請したという。
掲載元:朝日新聞 2008年9月12日
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